大河ドラマ 感想 真田丸 第24回 「滅亡」

小田原城内でのドタバタのさなかに小山田茂誠(高木渉)と再会した信繁(堺雅人)。あれからどうしていたのか話そうとする茂誠に、「話長くなるの?」的な信繁の顔を見ていたら、沼田城裁判劇で説明が長いと叱られた片桐且元を思い出してしまった(笑)。

見ているこっちは、茂誠が北条の家臣になったくだりを聞くよりも、松が生きていることを早く教えてやれと思いながら見ておりました。ようやく、信繁が"とてつもない"良いニュースを茂誠に伝えようとしたときに、板部岡江雪斎がKYに登場。暇じゃなくて、取り込み中だっていうのに…。

「すご~く気になるぅ~」という茂誠が可笑しかった。
危険な敵の懐に飛びこんでの氏政説得という緊張感あるなかで、茂誠の人懐っこい顔は、見ているだけでホッとさせられました。


それで、氏政(高嶋政伸)――。
薄明かりに浮かぶ顔が白かった。笑うところじゃないんですが、笑いを堪えるのが…プププ。

しかし、氏政が近習の者に信繁を殺せと命じて再び緊迫感が漂いはじめたので、慌ててドラマの世界に戻った次第。


沼田城を巡って犬猿の仲になった真田と北条。氏政が信繁を使者と見ないのも頷けます。でも、信繁が持参してきた家康からの書状を受け取ると、ようやく態度を軟化。信繁の説得にも耳を傾けるようになりました。



信繁の小田原城潜入は、氏政の説得と茂誠との再会の他に、もう一つ重要なエピソードが絡まされていました。
開城反対派の襲撃から逃れるために茂誠と退避した蔵で見つけた大量の鉛。鉄砲玉の原料になるこの鉛、千利休(桂文枝)が一枚噛んでいることを示す物的証拠でした。

そういえば、秀吉が利休に北条攻めの相談をしにいったとき、利休は背中を押すようなことを言ってましたっけ。
「利休、そちも悪よの~」

戦相手に武器の原料を大量に売りつけるなんざ、腹黒い死の商人であります。
無血開城になって、こりゃやべぇ~と、利休は慌てて証拠物件を回収しておりましたね。


ようやく開城された小田原城。結局、氏政は切腹と相成りました。秀吉様(小日向文世)がそう命じ、氏政本人もそれを望んだ結果でした。戦いが終わって、しのぎを削ったライバル同士に友情が芽生えちゃってました。

氏政最後の晩餐は、代名詞となった"汁かけ飯"でした。哀愁を誘うズルズル~でした。



昌幸父さん(草刈正雄)は、水攻めがうまくいかない石田三成(山本耕史)の援軍で忍城へ。
三成の嫌いな謀略を使って、みごと開城させてみせた。昌幸の策は好きじゃないと言いながら、戦とはどういうものか教えを乞いたいなんて、弱小真田家を見直したようです。


その真田家は忍城攻めの功を認められて本領安堵。さらに、徳川の与力からも外れることになりました。徳川の監視役として勢力を削いでしまうわけにもいかなかったんでしょう。その後の歴史をおもうと、加増しておけばよかったのにとおもいました。

関東に押しこめられ、なおかつ真田が目の上のコブになってしまい、家康(内野聖陽)も口をあんぐりするしかなかったみたいです(笑)。


真田丸公式HPで北条氏政役の高嶋政伸さんのインタビューが掲載されていました。こちら



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